基本的な夜勤での仕事内容

看護師の夜勤の仕事は基本的には日勤と同じ内容です。
ナースコールの対応、点滴交換や採血、バイタルチェックといたルーティンワークが主な仕事となります。
ただし日勤の場合は患者7人につき看護師1人といった看護体制であることが多いのに対し、夜勤の人数は一は看護師1人で10~20人ほどの患者をチェックしなければならないこともあります。
病院によって異なりますが、夜勤は日勤よりも人数が少ないのでそのぶんやることが多くなるのが大変なところです。
ただ夜勤は患者が眠っている時間の方が多いこともあり、体位変換などは動かさないことの方が多いです。

日勤でも同じことがありますが、夜勤では患者の容態急変が起こることが多いです。
夜勤は日勤に比べて人数が少ないぶん容体急変があった場合に一人一人に一定水準以上のスキルが求められ、より責任感を持って仕事に臨むことが求められます。
さらにその間も他の患者の徘徊、点滴自己抜去といったトラブルが起きればそちらの対応、処置も行わなければなりません。
状況を見極め的確かつ迅速に判断・行動しなければならないので緊張感をもって仕事に臨む必要があるでしょう。

夜勤では夜間巡視も大切な仕事で、これは日勤には無い夜勤ならではの業務です。
2~3時間ごとに見回りを行い、患者が眠れているかや容体に変化が無いかを確認、状況に合わせて処置を行います。
勤務時間が長く人数が少ない中でこういった業務を行っていく必要があるので、日勤に比べて夜勤は非常にハードです。